| 講演概要 |
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「はたらく犬も家庭犬」〜犬との暮らしをわんステップアップ〜
犬との暮らしを犬の視点から見つめなおしてみませんか?
水越 美奈 (P.E.T.S.行動コンサルテーションズ)
犬の行動発達
妊娠期:
新生仔期: 出生〜生後2週齢
移行期: 生後3週齢
社会化期: 生後3週齢〜14,5週齢
若年期: 〜性成熟期
社会化期とは?
・ 感受性が高く、感受性期とも言われる。トラウマになるとそれが一生残ってしまうこ
とも。
・ 好奇心が旺盛で、周囲の様々なものに積極的に近づく。
・ 様々なものに慣れやすく、社会性を身につけやすい時期。この時期に社会性を身につ
けないと、将来様々なものを怖がるようになってしまう。
・ ちょうどワクチンの時期と重なるため、感染症のリスクを考えなくてはならないが、
社会性を身につけることは、人間社会に生活する犬にとって必須であるため、社会化
期に行う社会化は病気のワクチンならぬ心のワクチンとなる。
・ この時期に兄弟犬と母犬と一緒に過ごすことで、噛みつきの抑制やボディランゲージ、
犬同士の挨拶の仕方など、犬は犬として行動することを学ぶ。
・ この時期に猫などの他の種類の動物と一緒に生活すると、仲間であることを学ぶ。
家庭犬のしつけってなんだろう
犬が人間社会の中でうまく(お互い楽しく!)生活するために意思疎通の仕方を教える
つまり、犬に人間社会の中で生活するためのマナーを教える(人とのコミュニケーション
を教える)ことをいう。
いつからしつけを始めますか?
お家に来た最初からはじめます。
− 犬は人間社会のルールは知りません。
「できないのではなく、しらないだけ」
まず何から教えますか?
あなた(飼い主)を大好きになることから始めます。
信頼関係を築く(あなたを大好きになってもらう)には?
1. 愛情を与える
2. わかりやすく教える
*主導権を持つ *一貫性を持つ
*犬は人の言葉、人の常識を持たない
何を教えたいか犬は理解できていますか?
わかりやすい⇒安心できる⇒信頼できる
わかりやすく教えよう
成功に導くには?
−失敗させないこと *環境整備をしよう
−成功できる環境で、してほしいことを教える
−望ましいことに対してほめる
−犬は一般化が苦手
犬が学習するとき、その行動はその環境や状況と関連づけて学習する
犬にとってのトレーニングとは何か?
飼い主の言っていることが明解
⇒ 知っていることを言われるからわかりやすい
→ 望ましくない行動を事前に予防することができる
飼い主の言うことを聞くことは楽しい!ということを伝える
⇒ 飼い主のことを聞く耳を持つようになる
犬はどうやって学習するの?
学習の法則は犬も人もみんな同じ
自分にとって良いことや楽しいことは繰り返す
自分にとって嫌なことは避けようとする
叱ってはいけないの?
なぜ叱るのですか?
〜 できないのではなく、知らないだけ 〜
T;「嫌なことを与える」という学習は、「嫌なことから身を守ること」を教えてしまう
あなたがやめてほしいと思っている行動に対して叱れば、嫌なこと(叱られること)
から身を守る行動(吠える、うなる、咬むなど)を起こし、そうすることで嫌なこ
とはなくなる、ということを学習してしまう。
U;罰の効果は一時的
動物は忘れてしまう
毎回、罰が与えられない=時々成功する
⇒効果的に行うにはずっと罰を与えなくてはならない???→これは不可能
V;罰が与えられたときの副作用
? 行動の全般的抑制を引き起こす
⇒無気力・臆病
⇒自発的な行動が抑制される
? 恐怖や怒りなどの情動反応を引き起こす
? 罰を与える人や周囲の人・物への攻撃が生じる
? 罰場面からの逃避や回避を生む
? 罰場面以外での反応が増える可能性がある
? 罰は何をしていいかを教えない
W;叱る前に考えよう
・ 犬は何をしたらいいか理解していますか?
・ 犬との信頼関係はバッチリですか?
・ 感情的になっていませんか?
叱るだけでなく、何をしてほしいのかを教えることが大切!!
3.楽しい共同作業を行う
− 正の強化を主としたオビディエンストレーニング
− ドッグスポーツ
− 散歩 など、犬が大好きな作業なら何でも!
散歩の理由
− 社会性を身につける
− 運動
− 気分転換
・・・散歩は排泄のために行うのではありません!
しっかりとした健康管理を!
身体的な問題は行動の変化もおこす
病気になる前の予防が大切
犬は飼い主さんが頼り。獣医師としっかりコミュニケートしましょう。
動物病院が好きですか?
どこでも触ることができますか?
ケージに入ることが苦ではありませんか?
5つの自由 Five Freedom (RSPCAの動物福祉基準)
? 恐れや不安からの自由 Freedom from fear and distress
? 飢えや渇きからの自由 Freedom from hunger and thirst
? 不快からの自由 Freedom from discomfort
? 怪我や病気からの自由 Freedom from pain injury and disease
? 正常な行動をする自由 Freedom to express normal behavior
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犬の問題行動とその対策 2名
早期に健康障害を発見するポイント 1名
ペットロスについて 1名
地震等緊急時の犬の対策法 1名
誰でもできる補助犬のお手伝い 1名
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