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第四回講演会の報告

講演にお越しくださいました皆様、運営に協力いただいたボランティアの皆様
ご協力ありがとうございました
講演風景の写真
講演会風景
 
「働く犬を支援する会」第四回講演会
 
日時平成18年9月16日(土)午後1時〜4時
場所ひらつか市民活動センター2F会議室
JR平塚駅南口から徒歩2分
電話 0463−21−7517
駐車場案内図
内容はたらく犬も家庭犬:「犬との暮らしをわんステップアップ」
前回講演会の概要
予定13時開場
13時30分〜16時講演会(途中休憩15分)
募集人数80名(募集人数に達しましたら締め切らしていただきます)
講師

水越先生の写真
日本獣医畜産大学卒。
卒業後、動物病院に7年間勤務。
1997年3月より1年間渡米。
2ヶ所のアニマルシェルターで動物福祉教育、しつけ、聴導犬
訓練の研修と3ヶ所の行動クリニックで行動治療を研修。
帰国後、P.E.T.S.行動コンサルテーションズを主宰。
(財)日本盲導犬協会嘱託職員。
JAHA家庭犬しつけインストラクター。
水越美奈獣医師
対象事前申し込みされた方
費用無料
講演概要
 
「はたらく犬も家庭犬」〜犬との暮らしをわんステップアップ〜
   犬との暮らしを犬の視点から見つめなおしてみませんか?

                水越 美奈 (P.E.T.S.行動コンサルテーションズ)

犬の行動発達

妊娠期:
新生仔期: 出生〜生後2週齢
移行期:  生後3週齢
社会化期: 生後3週齢〜14,5週齢
若年期:  〜性成熟期

社会化期とは?
・ 感受性が高く、感受性期とも言われる。トラウマになるとそれが一生残ってしまうこ とも。
・ 好奇心が旺盛で、周囲の様々なものに積極的に近づく。
・ 様々なものに慣れやすく、社会性を身につけやすい時期。この時期に社会性を身につ けないと、将来様々なものを怖がるようになってしまう。
・ ちょうどワクチンの時期と重なるため、感染症のリスクを考えなくてはならないが、 社会性を身につけることは、人間社会に生活する犬にとって必須であるため、社会化 期に行う社会化は病気のワクチンならぬ心のワクチンとなる。
・ この時期に兄弟犬と母犬と一緒に過ごすことで、噛みつきの抑制やボディランゲージ、 犬同士の挨拶の仕方など、犬は犬として行動することを学ぶ。
・ この時期に猫などの他の種類の動物と一緒に生活すると、仲間であることを学ぶ。

家庭犬のしつけってなんだろう
犬が人間社会の中でうまく(お互い楽しく!)生活するために意思疎通の仕方を教える
つまり、犬に人間社会の中で生活するためのマナーを教える(人とのコミュニケーション を教える)ことをいう。

いつからしつけを始めますか?
 お家に来た最初からはじめます。
  − 犬は人間社会のルールは知りません。
     「できないのではなく、しらないだけ」

まず何から教えますか?
 あなた(飼い主)を大好きになることから始めます。

信頼関係を築く(あなたを大好きになってもらう)には?
1. 愛情を与える
2. わかりやすく教える
  *主導権を持つ  *一貫性を持つ
  *犬は人の言葉、人の常識を持たない

  何を教えたいか犬は理解できていますか?
        わかりやすい⇒安心できる⇒信頼できる

わかりやすく教えよう
成功に導くには?
   −失敗させないこと  *環境整備をしよう
   −成功できる環境で、してほしいことを教える
   −望ましいことに対してほめる
   −犬は一般化が苦手
    犬が学習するとき、その行動はその環境や状況と関連づけて学習する

犬にとってのトレーニングとは何か?
 飼い主の言っていることが明解
    ⇒ 知っていることを言われるからわかりやすい
    → 望ましくない行動を事前に予防することができる
 飼い主の言うことを聞くことは楽しい!ということを伝える
    ⇒ 飼い主のことを聞く耳を持つようになる

犬はどうやって学習するの?
   学習の法則は犬も人もみんな同じ
 自分にとって良いことや楽しいことは繰り返す
 自分にとって嫌なことは避けようとする

叱ってはいけないの?
 なぜ叱るのですか?
  〜 できないのではなく、知らないだけ 〜

T;「嫌なことを与える」という学習は、「嫌なことから身を守ること」を教えてしまう
   あなたがやめてほしいと思っている行動に対して叱れば、嫌なこと(叱られること)
から身を守る行動(吠える、うなる、咬むなど)を起こし、そうすることで嫌なこ とはなくなる、ということを学習してしまう。
U;罰の効果は一時的
   動物は忘れてしまう    毎回、罰が与えられない=時々成功する
     ⇒効果的に行うにはずっと罰を与えなくてはならない???→これは不可能
V;罰が与えられたときの副作用
? 行動の全般的抑制を引き起こす      ⇒無気力・臆病
     ⇒自発的な行動が抑制される
? 恐怖や怒りなどの情動反応を引き起こす
? 罰を与える人や周囲の人・物への攻撃が生じる
? 罰場面からの逃避や回避を生む
? 罰場面以外での反応が増える可能性がある
? 罰は何をしていいかを教えない
W;叱る前に考えよう
  ・ 犬は何をしたらいいか理解していますか?
  ・ 犬との信頼関係はバッチリですか?
  ・ 感情的になっていませんか?

叱るだけでなく、何をしてほしいのかを教えることが大切!!

3.楽しい共同作業を行う
  − 正の強化を主としたオビディエンストレーニング
  − ドッグスポーツ
  − 散歩         など、犬が大好きな作業なら何でも!

散歩の理由
   − 社会性を身につける
   − 運動
   − 気分転換
        ・・・散歩は排泄のために行うのではありません!

しっかりとした健康管理を!
身体的な問題は行動の変化もおこす
病気になる前の予防が大切
犬は飼い主さんが頼り。獣医師としっかりコミュニケートしましょう。
動物病院が好きですか?
  どこでも触ることができますか?
  ケージに入ることが苦ではありませんか?

5つの自由 Five Freedom (RSPCAの動物福祉基準)
? 恐れや不安からの自由 Freedom from fear and distress
? 飢えや渇きからの自由 Freedom from hunger and thirst
? 不快からの自由     Freedom from discomfort
? 怪我や病気からの自由 Freedom from pain injury and disease
? 正常な行動をする自由 Freedom to express normal behavior

 
アンケート集計結果  回答者36名
 
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ポスター 3名案内状 9名  
 
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早期に健康障害を発見するポイント 1名
ペットロスについて 1名
地震等緊急時の犬の対策法 1名
誰でもできる補助犬のお手伝い 1名